2006 AWARD ハイ、いよいよやってまいりました総合チャート。早速ご紹介したいと 思うのですが…なんと!今回は上位20曲発表しちゃいます!! まいりましょーまずは20〜11位から!(←ノってます) 2006 BEST SONGS OF THE YEAR (No.20〜No.11) No.20
TITLE  MIRACLE
ARTIST  DOPING PANDA
Released  2006.4.5
from  ALBUM「DANDYISM」
 ドーパンお得意のデジタル要素をふんだんに取り込んだダンスチューンだけど、これは特に一線を画した出来。メロディーの良さもさることながら、重低音のきいたサイバーなアレンジが曲のカッコよさを引き立ててます。「1stシングルにして最高傑作」の触れ込みに偽りなし、でしょう。
No.19
TITLE  ふたりごと
ARTIST  RADWIMPS
Released  2006.5.17
 今年新人賞をあげるなら間違いなくこのRADWIMPSなのですが、曲単体としてのベストはこれ。歌詞はちょっと大仰でついていけんかったのが正直なところだけど、湿度高めな曲調はツボ。展開も一筋縄ではいかない感じでグーです。曲だけでお腹いっぱいですね。
No.18
TITLE  led
ARTIST  the band apart
Released  2006.5.17
from  ALBUM「DANIELS E.P.」
 あくまでロックなんだけど初期の頃ほどロックしてなく、良メロには違いないんだけどエモ要素は薄味。終始淡々と演奏をこなす、でもその演奏は涼しげな顔してるけどかなりハイクオリティーというバンアパのいいところを抽出した佳曲。「DANIELS E.P.」バージョンの方が好きなので画像はこっちで。
No.17
TITLE  DIRTY OLD MAN〜さらば夏よ〜
ARTIST  SOUTHERN ALL STARS
Released  2006.8.9
 毎年夏恒例のシングルリリースには正直飽和気味だったんだけど、この曲には久々にやられましたねー。何つってもこの曲は歌詞ですよ。まぁこの詞に真にグッときたといえるほど俺もオトナじゃありませんけども!たまに「昔はよかったなぁ」なんて思っちゃうことのある人なら誰しも共感できる詞だと思う。
No.16
TITLE  マタアイマショウ
ARTIST  SEAMO
Released  2006.4.5
 まぁベタな曲ではあるし、歌詞にグッときたでもないのですが、切な〜いメロディーとアレンジに不覚にもやられてしまいましたもので。サビ手前に1小節置いてるのが良いです。ラップはもはやラップじゃないだろ、って感じですが。「ルパン・ザ・ファイヤー」の方がずっとラップしてますね。
No.15
TITLE  スロウレイン
ARTIST  ACIDMAN
Release  2006.9.6
 これはポップと実験の折衷について、両者を探求し続けてきた末彼らが出したいわばセルフアンサーソング。研ぎ澄まされた音に耳を傾けるもよし、良メロに酔いしれるもよし。個人的にはこの曲がある意味彼らにとってひとつの到達点といってもいいのではと思う、感動作。
No.14
TITLE  Moralist
ARTIST  DOPING PANDA
Released  2006.4.5
from  ALBUM「DANDYISM」
 「DANDYISM」からもう一曲。何だかんだで「MIRACLE」より上に持って来ちゃいました…。「お前のためならモラリストだって敵に回してやるぜ」っていう歌詞が素敵すぎ。遊園地のコーヒーカップのように回り続けるような曲調もドラマチック。PVあるなら回るPVだと思う、ラルクのHONEYみたいな。回るプロモ好き。
No.13
TITLE  You're Beautiful
ARTIST  James Blunt
Released  2005.12.7
from  ALBUM「Back To Bedlam」
 日本で大ヒットする洋楽に共通するのはやっぱり、日本人好みのメロディーなんだと思う。DANIEL POWTERの「BAD DAY」とか、この曲もその限りにあらず。もうただ単純に「いい曲」以上の言葉は不要。ダニパがバカ売れした影響でちょっと影薄くなった気もするんだけど、当チャートではこちらを上位に。
No.12
TITLE  You
ARTIST  木村カエラ
Released  2006.1.18
 1番まで聴いただけじゃわからない、次から次へといろんなアレンジが飛び出してくるおもちゃ箱のような楽しい一曲。そして何といっても最後まで聴き終わった後もう一回プレイしたくなってしまうようなアウトロのエモーショナルな余韻がこの曲のキモ。後から後からジワジワきた曲でした。
No.11
TITLE  I remember you
ARTIST  YUI
Released  2006.9.20
 昨年のYUIの躍進にはなかなか目をみはるものがありました。「タイヨウのうた」での抜擢というのももちろんあるけれど、ちゃんと作る曲もしっかり良くなってきてるし。先の映画の主題歌「Good-bye days」も良かったけど、当サイトでのチャートではこちらをノミネート。来年も楽しみです。
さて、続きましてTOP10の紹介に入りたいと思います!当管理人が2006年によく聴いていた曲ベスト10はこちら! 2006 BEST SONGS OF THE YEAR (No.10〜No.1) No.10
TITLE  SHAMROCK
ARTIST  UVERworld
Released  2006.8.2
 祝・ウーバー活動再開!昨年リリースされたシングルはどれも良かったし、来たる2ndアルバムも楽しみにしてたんで。で、そのシングルの中でも特によく聴いたのがコレです。いかにも夏!って感じの曲調と、サビのファルセットで一瞬キュンとなるところがたまらん。この曲から歌詞も日常観的なラブソングになってちょっとリアリティー帯びましたね。途中のなんちゃってダミ声ラップ(ラップと形容することすらおこがましいが/苦笑)はまぁ、多目に見よう。
No.9
TITLE  Hot chocolate
ARTIST  RIP SLYME
Released  2006.1.25
 2006年の「予想外によく聴いたで賞」は間違いなくコレ。(ちなみに05年は一青窈の「かざぐるま」)布袋寅泰とのコラボシングル「BATTLE FUNKASTIC」の同時リリースでいまいち地味なシングル曲だけど、この韻踏みはとにかく痛快!バッキングも一聴するとストイックな印象だけどよく聴くとオシャレな感じでイケてます。隠れた名曲としてオススメの一曲。ただこれ以降のシングルから【RYO-Z・PES】と【ILMARI・SU】の階層化が進んだような…
No.8
TITLE  Venus
ARTIST  タッキー&翼
Released  2006.1.18
 まさかのジャニーズ曲トップ10入り(笑)いや、この曲は聴くほどにホント名曲ですよ。ラブソングなのに「♪サザンクロス 揺れる大地」なんて大仰な歌詞が乗るこの妙な痛快さ。これを2人してマジな顔して歌ってるってのがまた良い。この2人からはジャニーズ特有のスカした雰囲気を感じないのもポイント高いです。なぜだかはわからないけど、アクがないですよね。シングルレビューの方では「『夢物語』に次ぐヒット」と書きましたが、もしかしたら今となってはそれ以上かもなぁ。
No.7
TITLE  パラダイム
ARTIST  アンダーグラフ
Released  2005.12.14
 いやはや、この人たちの立ち位置は本当に難しいんですよ。アッパーな曲をやれば「似合わない」と言われ、かといってダウナーな曲をやってみせれば「存在感薄い」の一言で一蹴され。この曲はスキマスイッチの「全力少年」に匹敵するポップソングだと思うんですが、結局彼らの中では口コミでロングヒットとなった「ツバサ」を超えられないままでいる。いよいよチャートの常連席は下ろされてしまいそうで、今年のアンダーグラフはどうなる?
No.6
TITLE  fly
ARTIST  MONKEY MAJIK
Released  2006.1.18
 フロントマンがカナダ人兄弟ということもあり、邦楽にあって邦楽にないような(←ややこしい)センスが光る一曲。でも聴き心地はあくまで邦楽なんですよね。個人的に洋楽と邦楽とのアプローチって難しいものだと考えているんですが、このMONKEY MAJIKは洋楽のエッセンスをうまく邦楽という媒体に落とし込んでると思う。最新シングル(2007/1現在)「フタリ」は話題が伸び悩んだようだけど、1年足らずで消えていくには惜しい存在。今年も頑張ってほしいです。
No.5
TITLE  遠く
ARTIST  ASIAN2
Released  2006.9.6
 「山田の歌」(笑)。意味わからん人はサビを聴け!フォーキーな趣きは上のMONKEY MAJIKと共通なんですが、こちらは上の曲とは違ってずっと同じコード展開のリフレインで出来てるんですよねー。それでこれだけ叙情性あふれる曲を作るとは、いやはやおみそれしました。良くも悪くもジャパニーズヒップホップ!って感じの曲だけど、結構リピートしました。一発屋(というほどバカ売れした曲でもないけど)にならないことを祈るが…。
No.4
TITLE  Astaire
ARTIST  SUEMITSU & THE SUEMITH
Released  2006.8.23
 2006年は洋邦問わず鍵盤アーティストが活気づいた年だったけど、そこからこじつければこの人のこの曲のドラマタイアップも必然だったのだろうか。「打楽器的ピアノ奏者」とのキャッチフレーズ通りの力強いピアノプレイはもちろん聴きどころなのだけれど、この曲はとにかくAメロ、Bメロ、サビと変わるたびにダイナミックに調が展開するのがスゴい。大サビの転調とそれに続く「♪踊り続けてMy girl〜」への展開のコンボには完敗。明るい曲なのに聴き終えた後に痛烈な切なさが残ります。
No.3
TITLE  TONIGHT, TONIGHT, TONIGHT
ARTIST  BEAT CRUSADERS
Released  2006.9.6
 はっきり言ってこの曲は「何の変哲もないビークルの曲」だと思う。これといって真新しい要素なし。だがそれがいい。ビークルって基本的に曲ごとにドラスティックなアイデアをぶち込むタイプのバンドじゃない。甘いメロディーと、ヒダカ氏の独特のボーカルと、キラキラしたシンセと、「POP」の心。これだけあればもうビークルには何も望むべくもない。加えて、この曲はこれまでのシングル曲に比べるとちょっとエモい。プレイタイム3分足らずの感動作。これを聴けばいつでもビークルが愛を配給しにやって来るぞ!!
No.2
TITLE  ハミングライフ
ARTIST  GOING UNDER GROUND
Released  2006.6.28
from  ALBUM
 「BEST OF GOING UNDER GROUND with YOU」
 メロディー・アレンジ・歌詞・歌唱、どれをとってもGUGが培ってきた「胸キュン」ソングライティング洗練の極地。ベスト盤発売前最後のシングル曲にして、まさにGUGの究極形と言える超名曲。個人的にも「サンキュー」に勝るとも劣らないGUGフェイバリットとして並びました。「VISTA」と両A面とはいえ、案外この曲通り過ぎちゃってる人も少なくないんじゃないだろうか。俺もシングルではスルーしてたし(コラ)。今年はこの曲の主題歌タイアップをはじめ、GUGの一連の代表曲を挿入歌にした同名の映画「ハミングライフ」が公開されるとのことで、再びのライトアップを期待します。
No.1
TITLE  Discography
ARTIST  ストレイテナー
Released  2006.3.8
from  ALBUM「Dear Deadman」
 で、結局昨年聴いた曲の中からフェイバリットをひとつ挙げるならコレということになるのかなー。アルバムの項でも書いたけどこれをよく聴いていた時期がちょうど大学のサークルの新歓期で、ホントにこの曲が描くようなミラーボールのような毎日を謳歌してた頃のことを思い出します。思い出話を抜きにしても、テナーが本来持つ演奏のタイトさやメロのポップさはそのままに、3ピースバンドにありがちな悪く言えば音のバリエーションの限界を、電子音などを交えて料理して破ってみせた名曲。初出は2005年だけど、ヘビロテしたのは昨年なのでこの曲を堂々の年間ベストにノミネートしたいと思います。
以上で「2006 AWARD」の発表を終わりにしたいと思います。 最後に例年の通り昨年のJ-POPシーンを振り返ると、やはり昨年の 予想通り面白みのない曲が増えたなぁと思うところは否めませんが、 このように何度も繰り返し聴いた曲・アルバムも少なからずあったと いうのもまた事実です。それでは、今年もたくさんの名曲の登場と シーンの再興を願って!
ブラウザを閉じてお戻りください。